とある通信会社で働く人の業界裏話ブログ

通信関係で思うことをつらつら書くつもりです。

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ライブドア元幹部のメール公開

もうさまざまなところで取り上げられていますが、

ライブドア岡本元取締役のメール

が公開されています。

ただ、私がライブドア、ホリエモンが個人的に嫌いであるにもかかわらず、ベンチャー企業に従事する者として、この文面は非常に
共感できるものだと思います。

インターネットビジネスは、ランチェスター戦略で
いうところの「絶対的寡占型」のポジションを確保しなくては
生き残っていけません。

2番手、3番手では大きな利益を享受することができず、
それがために次世代サービスの開発・研究への取り組みが遅れ、
結果そのポジションを脱することが非常にむずかしくなって
しまいます。

ライブドアには他の多くのベンチャーと同じように
ナンバー1の分野はなかった。
いや、正確には開発力とスキーム作りはナンバー1
と言えたかも知れません。
ただ、それは必ずしも独自性を持つものではなかったため、
どうしても他社の後塵を拝してしまう立場でした。

時代は、その一方でソフトバンクがその豊富な資金力をもって、
ADSL市場で絶対的寡占型ナンバー1の地位を築いていきます。
そりゃあ思ったでしょうね。
「金さえあれば」と。

ただ急ぎすぎた。
しかし、急がなければ手遅れになっていた。

メールの内容からは、ジレンマが見て取れます。

「会社(と株主)の利益のため」
「やりたくてやっているわけではない」

もしこれを交渉術として書いているのであれば、
それはそれで恐ろしい才能ですが、私は本心ではないかと考えます。

多くのベンチャー企業は、少なからず株価をてこにして
経営の拡大を図っています。
現在の株価は、その成長性を敏感に反映していますが、
ある意味それは机上の空論にすぎず、現実の世界では、
その期待値どおりの成長を維持し続けることなど不可能です。

そして、成長性の鈍化にあわせて株価は下がり、
その企業価値が「決め付けられる」わけです。

株価を経営の重要資源にしている以上、常に成長性を
維持し続けなければならないプレッシャーは相当のものだったのでしょう。

いつかこの日がくることはわかっていた。
しかし止めることができなかった。
ある意味、まさに「プロ」の経営者の姿といえるのかもしれません。
若干ゆがんでるような気もしますが。

時代の波にうまく乗ったホリエモンでしたが、
時代の波自体がおかしくねぇか?とも思うわけで。
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  1. 2006/01/30(月) 00:47:21|
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ライブドア

今、日本はライブドアの話題で持ちきり。堀江社長も今回はかなり追い込まれている模様です。    事実関係はまだ分からないようですが、今回の騒動で堀江社長率いるライブドアがダメージを受けたのは間違いなさそうです。 世間に話題を振りまき、メデ
  1. 2006/01/30(月) 07:31:11 |
  2. 成長の軌跡。そのムコウ側

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こんなことで大丈夫なのかな・・・

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