とある通信会社で働く人の業界裏話ブログ

通信関係で思うことをつらつら書くつもりです。

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通信業界で生き抜くために

今日も移動中の新幹線の中からです。

先日も平成電々の件にふれましたが、通信業界は基本的に「NTTからの切り替えによる経費削減」が業界を成立させる大きな要因であったため、どうしても価格競争に向かいがちです。

しかし、現在ではNTTとて決して暴利をむさぼっているわけではないため、限りある資源=ユーザの通信費を奪う激しい戦いが繰り広げられています。

また、削減のメリットを享受するのはユーザだけではありません。
その通信会社はもちろんですが、代理店にも利益を分配する必要があります。

実際、削減されるコストの多くは販売代理店に流れるようになっています。
「安かろう、良かろう」にも関わらず、儲けは薄く、販売コストは負担しなくてはならない・・・
ここが通信業界の難しいところです。

通信業は確かにストック型のビジネスで株価も高値での推移となりますが、事業としては長期的な戦略と、それを確実に実行できるパワーがなければ継続すら困難な厳しい業界です。
BBフォンが人知れず値上げをしたのは英断だったと思います。でなければ平成電々のようになっていた可能性もあります。

つまり、経費削減型だけでは非常に苦しいビジネスを強いられるということです。

しかし、通信の中でも携帯だけは元気です。コンテンツや新しいライフスタイルなどの「付加価値」を創造しているためです。各通信会社はいかにしてこの携帯を取り込むか、という事に注力しています。
今のところ、頭ひとつリードしているのは国内で唯一の固定、データ、携帯のワンストッププロバイダであるKDDIでしょうか。
広域イーサネットのNo1であるパワードコムを傘下に収めようと画策しており、東京電力ともFTTHの提供に関して交渉中とのことで、その動向は巨人NTTに統合を検討させるほどの脅威となっています。

しかし、その他に関しては依然として苦しい状況が続いており、おそらくごく近い将来にKDDIのようなオールインワンプロバイダを目指すための業界再編が起こりそうな気がします。
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  1. 2005/10/11(火) 18:05:21|
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都内でとある通信会社に勤務しています。
景気よくないです(汗)
こんなことで大丈夫なのかな・・・

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